« 展示会の御案内 | トップページ | ラストを削るということPart1 »

オンリーワンの靴

彼女の枕元に置いてあったのはこんな靴?
2
先日、沖縄出身で東京の服飾関係の大学に通っているという娘が、
突然、会社を見学したいとやってきました。
私も忙しい身なのですが、かわいい娘だったので、
喜んで案内役を引き受けることになりました。
お茶を飲みながら聞いた話がとてもいい話でしたので紹介したいと思います。

彼女は四人兄弟の長女として育ちました。彼女が小学校6年の時でした。
お父さんは兄弟全員を車に乗せ、「今日は全員に靴を買ってやるから」
と、靴の量販店に連れて行きました。
「今日は特別おまえたちのすきな靴どれでっも買っていいぞ」とお父さん。
「わーい」と車から飛び下りて走り出す兄弟四人。
するとお父さんは先廻りして両手を大きく広げて店の入り口に立ちはだかっていました。
「中はダメー。表のワゴンの中から」
結局、並んでいるのはサンダルとかスリッパばかり。
で選べたのはヤンキーの定番・白キャンバスのデッキスニーカー・・・です。
店の奥に陳されているブランドスニーカーが欲しかった長女にとっては天国から地獄の買い物となりました。
がっかりして帰って、「明日からこの靴を履いて学校にいかなければならないのか」と憂鬱なまま床に就いた彼女でした。
翌朝、目覚めると枕元にはきれいに刺繍を施された靴が一足置いてありました。
「世界中であなただけしか持っていない靴よ」とお母さん。
彼女が服飾関係の道を志したのは、そんなことがあったからだと語ってくれました。

こんな家庭で育った彼女はきっと将来、どこかの誰かの為に
夢いっぱいのものをつくり出すのだろうと心が暖まったのです。

|

« 展示会の御案内 | トップページ | ラストを削るということPart1 »

社長のつれづれ独り言」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/54943/4171804

この記事へのトラックバック一覧です: オンリーワンの靴:

« 展示会の御案内 | トップページ | ラストを削るということPart1 »