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ニューヨーク戦記Ⅳ

誰もがピカソは天才と再認識する
『白い女』
Picaso
 ニューヨーク近代美術館
Museum of Modern Art(MoMA)は、53丁目の5番街と6番街の間に位置し、
モダン・アートという点で世界屈指の内容を誇っています。
たまたま金曜日の夕方は無料解放日。
普段25ドルの入館料もタダということで超ラッキー。
今回の目的の人と三人で入ったのでしたが、その彼
「閉館時間の8時に迎えにくるから!」と言い残し去ってしまいました。

 お陰でゆっくり二人で廻ることが出来ました。
館内には、なにやらうちの娘が幼稚園の時に描いたような作品から
特別展示のEdvard Munch ムンク(私の心境そのままの)『叫び』、
家内お目当てのMark Rothko マーク・ロスコ(ただの横線)、
(干涸びた彫像の)Alberto Giacometti ジャコメッティ、
数々の有名どころから日本の工業製品まで展示されていました。

 3時間も夢中で歩き回り、8時になる頃にはもう一歩も歩けないほど疲労困憊。
そこに目的の彼が奥様をつれて登場。
「レッドロブスターを喰いに行こう!」
胃の弱い私は、胃の方もお疲れモード知りながら、断ることもままならず
思いっきりの笑顔で「私も家内も大好きです!」と答えていました。

 ミッドタウンから23丁目あたりのダウンタウンまで車を飛ばし
着いたのは、『ドン・キホーテ』(ディスカウントではありません)
という名のスペイン系レストラン。
予約をしてくれていたので良かったのですが、店内は満員御礼状態。
鉄板の上の鯛(まな板の上の鯉と言いたかった我が家のアホ娘の開発した新語)
の我々は注文の全てをお任せしました。

 まず最初に出て来たのは、
ビーンズ・スープ、生ガキ、タコのフライ。
全てがおいしく、タフな人ならば平気で平らげるところなのでしょうが、
ボリュームが凄い上に、なにせ私のお腹は一足先に閉店状態、
顔の方は『スゴ〜くおいしいです』を装いながら、
口に運ぶ量を極端に少なくする作戦実行中です。

 ふと私の参謀に目をやるとスープも生ガキもペロリ。
『そんなにハイペースだと最後までたどり着けないぞ』と目配せするも聞く気なし。
つづいて
メインのロブスターはプレーンとグリーンソースとガーリックソースの三種、
添え合わせは、ポテトフライにインゲンの炒めものにフライド・ライス。

 さすがに参謀もこたえたらしく、私と同じ作戦に移行。
デザートはカラメルプリン、仕上げにエスプレッソ・コーヒー。
時計に目をやるとすでに11時を廻ったところでやっとお開きとなりました。
日本以外では、単なる「ごちそうさま」では済まないことを知っている私は、
「今夜の食事は、私が経験した中でベストでした」ぐらいのことは、
平気で言いました。

 ホテルまで送っていただき、これで本当に解放と思っていたところ
「明日は何時に会える?」って聞かれて耳を疑いました。
「トホホ・・・」残り2日は観光三昧と思っていた私は、
最後まで戦い抜くまだ本当の武人にはなりきれてないようで・・・。

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