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STリラックス・開発秘話 16

 「靴」という足を守るべき商品を作り、それを販売することによって経営を続ける会社。その商品を毎日真面目にコツコツと作り続ける社員。そしてその社員たちの生活を守る為にリーダーシップを発揮し全責任を負う社長。

その社長の信じられない発言。

「裸足が、足にとっては一番良いんです!」

自らの首を絞め、天に向かって唾を吐き、会社の存続まで脅かし、業界全部を敵に回すお言葉。もう一度言うよ!「裸足が、足にとっては一番良いんです!」

「キャー!!!!!!」失神

靴そのものを否定する概念。いやいや完全否定。

「否定のし過ぎやんか?靴いらんやん!」(なぜか関西弁)

 

では、何でカリスマ先生は、当社のSTリラックスを「まさに裸足で草原を歩いている感覚の靴なんです!」と評価してくださったのか?答えはやはりインソールにあったようです。ドイツ靴は通常コルク性、一方当社のSTリラックスの物は、発砲したウレタン素材。その柔らかさ故に開発当初はにドイツ・コンフォートシューズを主に扱う店の店主から「おたくの商品はコンフォートシューズとは呼べない!」「偽物だ!」「インソールが柔らかいコンフォートシューズなど駄目だ!」と言われ否定され続けた柔らかいインソール。

しかし、その柔らかいインソールこそが、再評価される原因となったのでした。

 

私は、いまでもドイツが考え出した本物のコンフォートシューズは素晴らしい商品だと思っています。特にファッション性に寄りすぎていた過去の靴の概念を否定し、医学会と手を組んで世界でも唯一無二の商品を開発し、生き残りを掛けたプロジェクトには敬服します。いまでもドイツの靴業界の人たちは「靴」に対してこの小さなものには無限の可能性を感じるといって憚らない人たちが大勢います。

 

そのドイツの靴業界の努力を意気に感じ、ここで私は、大きな声でモノ申したい!

日本の業界にも、普遍的な価値を持てる唯一無二の「日本の靴」を作っていこうじゃないか!

と呼びかけたいのです。

 

最近、私は当社のSTリラックスが再評価されたことを私なりに考えています。

多分ですが、ドイツ靴はちょっと強めの薬なのだと思います。なので効能は確かですが、若干、副作用があるのかも知れないと思うのです。一方当社のSTリラックスはかなり弱い薬なのかも知れないのです。

化粧品にたとえると、限りなく水に近いもの。

お薬にたとえると、限りなく小麦粉に近いもの。

効いているのか?効いていないのか?判別不能!でも悪さはしない。副作用もなし。

そんなものなのかも知れません。

 

ここ数年は、靴屋さん以外での取り扱いが増えています。義肢装具士さんだったり整骨院だったりと医療関係の事業所も多くなりました。中には、

「初めは疑っていたけれど、お客さまの反応を聞いているうちに、この靴の良いところが段々と分かってききました。機会を見て論文にするかもしれません」

と言ってくださる医療関係の方まで現れてきています。場所によっては、まだまだ、当社の柔らかすぎるインソールは駄目といって、お客様には、違う固めのインソールに替えてから販売しているところもあるようです。

その場合、是非お願いしたいのは、

「ちょっと痛みが出てきたら、この柔らかいほうに替えて履いてください!」と付け加えて欲しいのです。

 

当社のSTリラックスは、開発者も不思議に思うほどの抜群の履き心地を提供してくれる靴です。

当社を代表する商品です。これからも新しいデザインを加えながらお客様に長く愛してもらえる商品として大事に育てていきたいと思っています。

 

これにて当社STリラックスの開発秘話 全話終了

ご精読に感謝します!

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